ため池監視体制整備工事

 宮城県内には名称がついて何らかの管理体制下にあるため池が5300ヵ所以上あります。
 そのうち防災重点溜池としてハザードマップが作成されているため池が550ヵ所ほどあり、宮城県ならびに仙台市が中心となりその監視・管理体制整備に取り組んでいます。
 わが社ではそれら溜池への監視体制整備事業(水位センサーならびに監視カメラの設置工事)を請け負っており、これまでに100カ所ほどの溜池や農業用ダムへ設置してきました。
 昨今、異常気象による局所的集中豪雨が多発しており、ため池からの越水や崩落による洪水被害の例が少なくありません。
 これまで地元の管理者任せだったため池の状態監視を遠隔で集中管理できることで、一早くため池の異常を察知し災害の予防に役立っています。